ピーク?ライト?ルーぺ３０Ｘ

№1996-L

　ビーク?ライト?ルーぺ３０ｘは光量不足の場合を補うため、ペンライトの柄と本體ホルダーとからなる照明裝置を製作、観察が一層容易になりました。

ピーク?ルーぺ３０Ｘ　№1996

　このルーペは３０倍という高い拡大率を持った拡大鏡であります。
そもそも拡大卒が２０倍を越えるような拡大鏡は、対物レンズと接眼レンズとを一定間隔だけ分離、配置した形式、すなわち複合顕微鏡形式とする方が、光學(xué)設(shè)計上容易であることは申すまでもありません。しかしながら複合顕微鏡では、どうしても全長が大きくなり、片手で操作するのが困難となるばかりでなく、像が倒立して見えるという欠點を生じます。そのため、光學(xué)的性能はいくらか犠牲にしても、片手で操作することができ、正立像が見られるようなルーぺ形式の高倍拡大鏡というものがしばしば要望されておりました。
　このルーペは、この種のご要望、特に寫真製版や精密機械加工にたずさわる技術(shù)者各位の熱心なご要望にこたえて、新しく完成したものであります。これはきわめて小型軽量でありますから、片手に被検物體を保持しながら、他の片手で容易に操作することができます。優(yōu)秀な光學(xué)設(shè)計により、その性能は同じ拡大率の複合顕微鏡にくらべてほとんど遜色がありません。又正立像が見られることはもちろんであります。
　このルーべは２群４枚構(gòu)成で、その光軸上、レンズ面の上方８ｍｍ離れた位置に目のひとみを置くとき、もっとも広い視野が得られるように設(shè)計されております。したがってご使用の際は、片手でルーべのラードをしっかりと顔面に押しつけ、他の片手で被検物體を持ちながら、その距離を調(diào)節(jié)してピントをお合わせ下さい。

拡大率が高いため、鮮鋭に見える深度がたいへん淺くなっておりますから、ビント合わせに多少の練習(xí)をなさるようお奨めいたします。またルーべを保持するときには、ルーべの光軸が目の視軸と*するように、つまりルーべの端面が視軸に垂直になるようにご注意下さい。